山茶花あざやか
ご覧になっている花の写真は、枝先で開き始めた「さざんか」です。 木陰になった枝に木漏れ日が射しこみ、マゼンダ(赤紫)色の花を鮮やかに浮かび上がらせています。 落葉が重なるローズグレーの地面を背景に散らしたように枝に付く緑の葉、そして小さめの赤い花が咲き、日本画を思わせる花の景色を見せてくれました。 ここは日当たりの良い南斜面ににある山茶花の森で、初冬から様々な種類の花が咲く姿を見られます。 この日は快晴で、木の南側は一面に赤い花が咲きにぎやかに感じさせます。 反対側の日影は花数が少ないのですが、木漏れ日を受けた葉や花などが際立ち、印象的な姿を見せてくれます。