水面に映える桜
水面の上に張り出した桜の花は和を感じさせる模様のようです。水あさぎ色の背景が落着いた雰囲気を造ります。
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里山のお花見
桜の名所では、お花見の季節になると多くの人が訪れにぎわいます。大きな桜の下でのお花見は楽しいものです。 私は名所にも出かけていきますが、静かでゆったりとしたお花見が好きです。 どこかと言いますと山里や低山に咲く桜です。
低山では、森の芽吹きが始まる前に、オーキッドグレー(落着いた茶)の広葉樹の山肌にピンクの大山桜が所々に咲き、杉やヒノキなどの常緑樹がアクセントになった風景を見ることが出来ます。 天気の良い日にお弁当を持って、山が近くに見える所に行き、山肌に咲く桜の花見も趣があります。 また、里山で新緑になる少し前の広葉樹が芽吹くころに、山肌がミストグリーン(淡い黄緑色)になり所々にピンクの山桜が咲いて、山全体が柔らかなパステル調の印象になる時期があります。 俳句に「山笑う」と言う季語がありますが、この景色のことを指しています。 この芽吹いた山肌と桜の組合せは3〜4日程度の間だけ見られるスペシャルショーで、数日すると里山は新緑になり趣がすっかり変わってしまいます。 車や鉄道で移動中に車窓から芽吹きの山を目にすることがありますが、大部分の方は気づかないまま通り過ぎてしまいます。 里の桜が終わって1から2週すぎた山肌が見ごろとなります。
里山と桜
芽吹いた広葉樹の山肌に淡いピンクの山桜が咲き柔らかな趣となっています。