日本画を連想させる花や、淡く繊細な印象の花、そしてはれやかな明るい花をお楽しみください。

　クラシカルな印象の花はないのですが、特定の位置から見ると日本画風の景色を思わせることがあります。 花では古くからある桜や椿、牡丹、菖蒲など江戸時代の頃より見られた種類で、日本画の題材として描かれていました。 桜のお花見に出かける機会がありましたら、日本画のことを少し思い出してみてくだい。 今までとは違う趣きのある景色に出会えるかもしれません。

　繊細な印象がする花は淡い色彩で、少し大きめのふわりとした感じがする種類です。 掲載しているアヤメは（こざさがわ）という種類で、やわらかな花びらが繊細な印象を与えてくれる花です。

　そして、はれやかな感じの花は白地に赤やオレンジのグラデーションがある種類です。 紅白のおめでたい配色や太陽を連想させる明るく楽しい印象の花々で、バラやチューリップ、牡丹、コスモスなどがあります。 掲載しているバラはマキシムと言いますが、この他にプリンスドゥモナコ、デスティニィ、ラブなどはれやかな雰囲気を楽ませてくれます。